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顔の毛細血管拡張、ほてり、ピリピリとした感じが続くことの多い皮膚の病気です。中年期以降の女性の方に比較的多いご病気のひとつです。急激な温度変化(寒冷・温熱)や紫外線曝露、飲酒やストレス、香辛料の摂取が悪化因子として考え得るのが酒さです。

似ている疾患に「酒さ様皮膚炎」もあります。こちらは主にステロイドの副作用が原因として考えられていますが、酒さは明確な原因があきらかになっていません。また似ている疾患も多く、脂漏性皮膚炎やアトピー性皮膚炎、接触皮膚炎、花粉皮膚炎などもあり合併して症状を起こしている場合もあります。悪化要因を避けた生活を送っていただき、症状のコントロールとして外用剤を使用するのが主な治療方法です。また、症状に応じて抗菌薬の内服を行う場合もあります。

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